
今年のはじめの話です。
私宛てに、1通のメールが届きました。開けてみると、そこにはとても嬉しい言葉がたくさん詰まっていました。
差出人は昨年末の個展で私のアクセサリーを購入してくれたお客様。
2月の親友の誕生日に、ぜひsucreのアクセサリーをオーダーで作ってほしい
との事でした。
幼なじみのふたりは、毎年お互いの誕生日にステキなプレゼントを贈りあっているそう。
今までプレゼントした物や彼女の好みがたくさん書かれていて、
彼女を想う気持ちに溢れた素敵なメールでした。
そんな大事な親友のお誕生日に、今年はsucreのアクセサリーを選んでくれたのです。
嬉しくて嬉しくて、その気持ちに応えたいと心から思いました。
はじめてのオーダーアクセサリー。
いろんなエピソードをお聞きする内に、
なんとなくですが、“彼女”のイメージが私の中に湧いてきて。
そしてそのイメージを忠実にカタチにしていく。
できあがったアクセサリーは、
淡水パールとイニシャルの入ったシェル、
それにバラのモチーフとアンティークレースをポイントにした、
繊細なイメージのネックレスと、
おそろいのピアスのセットでした。
とても不安でしたがすごく喜んでもらう事ができ、
お礼のお手紙までいただいたのです。
その手紙には、私のアクセサリーを受け取った時の彼女の様子、
さっそく身につけてくれている事が書かれていて、
心がじわんとして涙が出そうになったのでした。
アクセサリーを作っていて、
こんなに嬉しい事ってないですよね。
行き詰まった時は、いつもこの手紙を思い出します。
いつまでもこの気持ちを忘れずに、
これからも人を笑顔にするようなアクセサリーを作りたい。
sucreの永遠のテーマです。
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